1. HOME
  2. 実績紹介
  3. ライフスキル教育
  4. 【続き】ミニトマト収穫祭イベントを行いました@イオンモール広島祇園

WORKS

実績紹介

ライフスキル教育

【続き】ミニトマト収穫祭イベントを行いました@イオンモール広島祇園

7月21日、イオンモール広島祇園のキッズパークオープンを記念したイベント「ぎおん農園・収穫祭」を開催しました。

このイベントは5月に行ったミニトマト苗植えからの続きとして、自分で植えた苗を自分の手で収穫することで自然と生命について考え、楽しく体験するということを軸にしています。

今回のイベントも、前回の参加者を含めた子どもたち約100人が参加してくれました!

受付を済ませて、自分が植えたトマト苗があるプランターを探します。

前回の小さな苗から、大きくなり実をつけている苗たち。

自分の苗を見つけて驚く様子や喜んでいる姿がたくさん見られました。

当日は、まず開会の挨拶からスタート。

前回同様、今回も地元の農業分野で活躍する守分勇馬さんを講師として迎え、お話をしていただきました。

(守分さんはこの日まで、トマトの水やりや支柱たて、ネット張り等のトマトのお世話をしてくれました。)

次に、自分のプランターに植えたミニトマト苗の観察です。

まずは、ひとつの苗にはどのくらいの実がついているか数えてみよう!

トマトはどうやって実をつけているの?

興味深々にトマトを見る子どもたちの姿が印象的でした。

そしてトマトにまつわるクイズも行いました。

前回のイベントでも同じクイズを行ったのですが、みんな覚えていてびっくり!

楽しく学び合う時間となりました

そしていよいよ、みんなが楽しみにしていた収穫タイム!

5月に植えたミニトマトを自分で摘み取る体験です。

自分で植えた苗から実ったという喜びが、子どもたちの表情から伝わってきました。

この瞬間がこのイベントのハイライトです。

少し緑がかったトマトも、追熟をさせると甘くなり食べることができるそうです。

みんな夢中になってたくさんのトマトを収穫していました。

収穫後は、試食タイム。

水で洗って収穫したトマトを食べてみます。

この日はかなりの猛暑だったので、水もお湯となり(笑)トマトも熱くなっていましたが、みんなの「おいしい!」を聞くことができました。

そして、最後にスタッフへのお礼、そして「このあとスーパーでトマトを探してみよう!」という呼びかけをしてイベントを締めくくりました。

今回の企画では、体験を通して届けたい想いを3つの目的として明確にしています。

一つ目は、子どもたちが“野菜ができるまで”を体験し、食への興味と感謝を育むこと。

普段は何気なく食べている野菜が、どのように育ち、どんな人の手を経て私たちの食卓に届くのか。

そんな“気づき”のきっかけを届けることを目指しました。

二つ目は、イベントから商業施設・地域を活性化すること。

体験をきっかけにイオンモール広島祇園に足を運び、買い物・食卓という日常へとつながる“体験 → 買い物 → 食卓”のサイクルを創出しました。

三つ目は、多世代・地域・学生が交流する場をつくること。

今回も県立広島大学・福山大学からの大学生ボランティアにもご協力いただき、子ども一人ひとりのサポート体制を整え、地域共生や多世代交流の空間を創りました。

大学生ボランティアが各グループに入り、子どもたちと共に動くことで、ただ体験するだけでなく“つながり”の中で学びを深める場になったと感じます。

スタッフ、学生、子どもたち。

年齢や立場を超えて「共に動く」ことで、現場ならではの気づきが生まれます。

このイベントは当法人としても初の四国地方進出でもあり、イオンモール内での大きなイベントの企画・運営を行う上で多くの試行錯誤がありました。

直前の天候変化による会場移動の可能性や子どもたちが楽しめる現場の動きの判断は勿論、それ以前にトマトの管理やピンポイントの日程に合わせた栽培のリスク等々…

そんな中で、このイベントが無事に終了し、子どもたちがキラキラした笑顔で「楽しかった!」と帰ってくれたことが我々としても何よりも嬉しいです。

ひとつの企画をつくるということは、頭でイメージするだけでなく、現場で“感じる”ことが大切です。

運営は、現場で動いて、参加者と同じ目線で関わること。

そして、その経験がまた次の企画を育てる土壌になると信じています。

今回の企画・運営に携わってくださった守分さん、ネオパレットスタッフ、大学生ボランティアの皆さん、そして参加してくれた子どもたちと保護者の皆さま。

心からの感謝を込めて。

本当にありがとうございました。

一般社団法人ネオパレット
代表理事 平野真世

【協力】
守分勇馬さん
広島県立大学 さくらプランニング
福山大学

実績紹介