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【支援のサイクルをつくろう】田植え・稲作体験イベントin 山梨県韮崎市

5月21日(日)に、子ども食堂支援・ライフスキル教育の一環とした田植え・稲作イベントを行いました。

山梨県韮崎市の協力の元、シンボルツリーであるわに塚の桜周辺の田んぼにて田植えの体験を行います。

この田植え体験は稲作について学ぶことの他に、韮崎市の地域活性化や耕作放棄地・休耕田問題対策、そして子ども食堂支援を目的としています。

今年は子ども食堂・若者の居場所を提供するAIKURU FREEBASEさんでのお米の種まきイベント にて蒔いた種から育った苗で田植えを行います。

こうした”わにさくらリレー”という支援のサイクルを広げる為の第一歩として行われた今回のイベント。

去年に続き今年も開催が出来たこと、本当に嬉しく思います。

イベント前日は韮崎を盛り上げるべく立ち上がったNPO法人アプレーヴの皆様と共に打合せを行いました。

そして、イベント当日です。

まずは、参加者の自己紹介から。

子どもから大人まで、普段は共に活動することがあまりないメンバーがこうして集まり、交流する。

参加者全員に新しい考えに触れたり、気づいたり、そして世界を見るきっかけになれば嬉しいです。

それだけでなく「なぜここで田植えをすることに意味があるのか?」という”意義”についてもしっかりと話します。

耕作放棄地問題や休耕田、そして地域を活性化させるために。

ひとり一人、ここにいること、ここに足を運んできたこと自体にまずは大きな意味がある。

そんなことをを伝えさせていただきました。

そしていよいよ田植えを行う田んぼへ!

この日は快晴!田植え日和です。

今回もわに塚の桜の麓の田んぼで田植えを行います。

現地で再度、田植えの説明、そして田植えをする意義の共有。

そして、早速田んぼの中へ!

今回は裸足勢が多め!

躊躇なく田んぼの中に入っていきます。(笑)

いよいよ田植えスタートです!

種まきイベントで蒔いた種から育った苗。

一つ一つ丁寧に植えていきます。

全員、全集中!

最初は少しぎこちない様子も見られましたが、少し経つと次第に上達していく様子が見られました。

皆で手分けしながら、助け合いながら、それぞれ田植えをしてきます。

次第にスピードも速くなります。

そして、何より楽しみながら田植えをする姿をたくさん見ることが出来ました。

皆の笑顔が印象的!

ネオパレット陣は去年も田植えを行っているので、大分慣れている様子でした。

全員で、この一枚の田んぼのを埋めていきます。

田植えを通しての学習、ライフスキルという一面もありますが、

何より今日ここに集まった皆が作る空間の中でこうしてひとり一人が協力しながら楽しく、学びのある時間を過ごすという体験ができたということが何よりも価値のあることだと感じます。

たくさんの「楽しかった!」「幸せだった」という声も聞くことができ、本当に素晴らしい時間となりました。

今日ここで植えた苗は成長後、子ども食堂へ送られます。

田植え後は、皆でご飯。

韮崎市のおにぎり屋さん「ほさか」さんにて韮崎産のお米で作られた美味しいおにぎりを頂きました。

田植えについて話したり、意見交換をしたり。

皆でワイワイ、楽しいひと時です。

この体験がただ「楽しかった!」でも何でも良い。

少しのきっかけや経験、そしてそこから湧いてくる感情。

そこから変わることもあるかもしれないし、ないかもしれない。

でも、その時の、その瞬間に感じたこと。

その感情に、その空間に、意味がある。

このイベントがひとり一人にとって実りのある空間になっていれば幸いです。

これから夏に向けて、皆で植えた苗が成長しますように。

そして、未来につながりますように。

この支援のサイクルを広げていけるよう、今後も活動を続けて参ります。

協同:向山精工、NPO法人アプレーヴ

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