【前編】地域と人と、学び合う。山梨県で2泊3日の夏合宿を行いました。
7月22日から24日の2日間、NPO法人AIKURUと共に山梨県韮崎市で宿泊学習を行いました。
この企画はお米の種まき体験学習イベントを行ったことがきっかけで始まりました。
テーマは「今、何を感じ、何を学ぶ?」ということで、ご縁のある山梨県韮崎市で様々な体験をして学びを得るということを目的としています。
今回の合宿はまず子どもたち自身がやりたいことを考えて企画を立て、協賛を募りました。
バスに乗って韮崎へ出発!
ネオパレット陣は韮崎市より合流です。
到着後、神山公民館へ。
それぞれが自己紹介後、ここ韮崎市とはどんな場所なのか?
皆がお米の種まきをしたことはどんな意味をもたらしているのか、ということも併せてお話させていただきました。
その後は、皆でお昼ごはん!
山梨県のお米で作られているおにぎりを頂きます。
おいしそ~!
スタッフも参加者も一緒にお昼です。
お昼を食べた後は、わに塚の桜の麓にある田んぼへ。
ここのわに塚の麓の田んぼでは、種まき体験イベントで蒔いた種の苗がすくすくと育っています。
この日の天気は快晴!
青々と生い茂っているわに塚の桜はとても見ごたえがありました。
この桜の麓に育っている苗が、皆が蒔いた種から育ったもの!
なんだか感慨深いですね。
この日は本来、裸足で雑草取り等を計画しておりましたが気温も高く長く外に出るのは危険ということで希望者が田んぼの中へ入ることに。
初めて田んぼに入る子たちも多く、慣れない泥の感触や歩き方に苦戦している様子も。
…ですが、次第に田んぼに慣れていき、カエルを探したり、追いかけっこをしたり。
各々が楽しんでいる姿が印象的でした。
最後にわに塚の桜で記念撮影。
子ども食堂へ送られるお米の成長の観察、実際に自然に触れるという体験、そして耕作放棄地や休耕田の問題等。
心と身体で感じることが出来た時間になったと感じます。
田んぼの見学の後は、大山美術館に伺いました。
大山美術館は韮崎市出身の科学者、大山智先生がこれまで収集した展示・所蔵品を展示する為に建てられたそう。
大村先生のこれまでの軌跡やノーベル生理学・医学賞の研究の一部等も飾られています。
休憩室からは韮崎の美しい景色を見渡すことができます。
そして大村美術館事務局長の藤巻さんにご挨拶。
藤巻さんは韮崎オーガニック有機野菜の栽培を行われているということで、有機野菜の寄付も頂きました。
たくさんのご支援、ご協力本当にありがとうございます。
その後、美術館や大山智先生の生家である蛍雪寮(現在は文化財)の見学へ。
蛍雪寮の庭で話す参加者たちの姿も。
文化や歴史に触れたり体験をしたりと、とても実りのある時間となりました。
その後は宿泊先となる甘利山グリーンロッジへ向かいます!
今回はロッジを貸し切りで使わせていただきました。
着いたら早速次のアクティビティ”竹ごはんづくり”です!
今回は竹筒で山梨県のお米”武川48”を焚いていきます。
自分たちで竹を加工し、その中にお米を入れ、火の上に。
竹ごはん作りに参加した全員が初めての経験でした。
このお米はこの日の晩ご飯となります。
お米が炊き上がるのを待っている間に、キッチンではスープ作りやBBQの準備が進められています。
こちらは子どもたちではなくスタッフ達が担当。
頂いた大量の野菜をひたすら切る…。
そうこうしているうちに、竹ごはんも完成!
皆それぞれ速攻味見!
「美味しい!」という声がたくさん上がりました。
そして外ではBBQが始まりました。
皆でご飯を食べて、しゃべって、後片付けをして…
ロッジに帰った後は勉強したり、ゲームをしたり、話したりとそれぞれの時間を過ごす参加者たち。
様々な体験と学び、そしてたくさんの新しい世界に触れた想いの詰まった1日となりました。
中編に続きます。