第2回中高生学習交流イベント「伝える力~エンタメ・マスコミの世界~」
7月24日に、第2回中高生学習交流イベントが開催されました。
第2回のテーマは「伝える力~エンタメ・マスコミの世界~」ということで、講師にフリーアナウンサーの安蒜幸紀さんをお呼びしました。
今回もあきる野市、練馬区、所沢市、さいたま市、新座市、狭山市と様々な場所から集まってくれました。
前回同様、まず最初はグループを組んでもらいます。
中学1年生から高校2年生、そして社会人スタッフまで、様々な年代とのコミュニケーションと意見交換が出来るようにと計3グループを組みました。
そして、ゲームを交えたアイスブレイクです!
最初は緊張した様子の学生たちもすぐに打ち解け、仲良くなった様子が見られました。
そして、今回はグループ名を決めてもらうのではなく、テーマに沿って”放送局”の名前をそれぞれ各グループに決めてもらいます。
グループで名前決めの話し合いをしてもらい、それぞれ個性豊かな放送局の名前が付けられました。
今回は3グループを組んだので、3つの個性溢れる放送局が出来上がりました。
最初のグループワークの後は、安蒜アナウンサーの講演です。
講演テーマは「自分がなりたい自分になる~22歳までやりたいことが無かった私が変わった理由~」。
安蒜アナのこれまでの人生や道のり、そしてエンタメの世界での経験談を心理学等の知識も交えてお話してくれました。
イベント後のアンケートでも、この講演での言葉が心に残った、と書いてくれた学生がたくさんいました。
講演後は、体験学習のグループワークです。
今回のグループワークでは、「第1回中高生学習交流イベント」を題材に、取材・ニュースの原稿記事作成・報道体験でした。
各グループに渡されたのはイベント情報が載った一枚の紙。
欲しい情報は主催者の平野(ネオパレット代表理事)のもとに取材に来てもらい、情報を得ながら協力し合い記事の作成を行います。
また、各放送局内で一人アナウンサー役の方を決めてもらい、作成した原稿を最後に読んでもらいます。
原稿作りでは、まず構成を考え、伝える内容を文章に書き起こしていきます。
苦戦している放送局もありましたが、制限時間内にそれぞれ完成させることが出来ていました。
原稿完成後は、各放送局のアナウンサー役の人に読んでもらいます。
読み始めは「こちら○○放送局です。」から始め、実際にマイクを使って原稿を読み上げます。
各放送局のアナウンサーたちが丁寧に読む姿が印象的でした。
最後は安蒜アナウンサーの講評とお手本です。
プロの原稿読みに、思わず皆拍手!
原稿を読む際のポイントや伝え方等についてのアドバイスをたくさんいただきました。
同じ題材でも、扱う放送局によって全く違う伝え方になっていたことも、一つの気づきです。
いつも何気なく見ているニュースやテレビ番組も、こうして製作者側の人間がいて、そのチームや放送局によって違った個性がそれぞれ出ているのだということを知ることが出来た貴重な経験になったと感じます。
グループワーク後は、早口言葉ゲームマッチ!
サドンデス形式で、放送局ごとに早口言葉を言う人の順番を決めてもらい、噛まないように読み上げます。
早口言葉が発表されると、それぞれ皆真剣に練習します。
最後まで噛まずに言えた放送局の勝利!
今回もたくさんの笑いが起こったレクリエーションとなりました。
学びには楽しさも、その空間を皆で「共有」する大切さも必須だと、改めて感じた場でもありました。
今回は「伝える力~エンタメ・マスコミの世界~」というテーマの元、普段何気なく接している世界に少し踏み入り、新しい世界を見たり、取材・報道体験をしたりと初めての経験をした学生も大勢いたのではないかと思います。
この学習会から視野が広がり、たくさんの可能性や選択肢があるのだと感じてもらえれば幸いです。
次回は夏休み特別ワークショップを行います!
イベント情報はHPにて随時更新予定です。
イベントや学習会の情報についてはHP内のお知らせをご確認ください。