【ライフスキル教育】お米の種まき体験学習イベントを開催しました
4月21日(金)にお米の種まき体験学習を行いました。
NPO法人AIKURUさんとの共同開催です。
このイベントは子ども食堂支援事業、ライフスキル教育の一環として昨年の田植えイベントに続き行われた企画です。
埼玉県を中心とする子ども食堂の子どもたちに向けて昨年より寄付をしているお米「わにさくら」の種まきから出来ないか、
子ども食堂に関わる大人と子どもたちが共に種まきから自然を学び、社会問題に触れ、楽しく交流ができれば、それが一番ではないかと。
そしてこの種から育った苗を山梨県へバトンタッチし、韮崎市のシンボルツリーである“わに塚の桜”の麓の田んぼで田植え・稲作イベントを行い、そこで収穫されたお米を種まきに協力して下さった子ども食堂さんを中心にまた寄付活動を!
お米の寄付までに必要なプロセス。
その過程も教育イベントとして学べるものにしちゃおう!ということで、まずは去年子ども食堂の為に作られたお米の種の種まきから行いました。
今年も向山精工の向山光太さんのご協力の元、入間市にあるNPO法人AIKURU内で開かれている学生や若者が集まる場、FREEBASEにて種まきイベントスタートです!
こうしたイベントを企画しているネオパレットですが、我々も初めてのことばかり。
まずは、お米ってどうやってできるの?というところから。
種を蒔くことも勿論初めての作業。
ケースの消毒や種の分別、土の用意等々…
一つ一つ教えていただきながら、学びながらの準備です。
種まきの準備完了!
その後、学校帰りの学生たちや若者が集まりイベントスタートです!
まずはこのお米の種まきって何のためにやるの?という目的意識の共有から行います。
皆が種を蒔くことで、どんな未来が生まれる?
そんなことを問いかけながら進めていきます。
まずケースに土をいれていきます。フラットにするのが意外と難しめ。
そして2人一組になり、紙コップの中の種をケースにまんべんなく蒔いていきます。
そして2人でケースを移動。
これが意外と重いんです。
そして再度土を被せていきます。
そしてその後、ケースに水を撒いて完了です!
各自役割分担をしながら土被せや水撒きといった作業をする学生たちが印象的でした。
たくさんの笑い声や雑談も聞こえ、皆楽しみながら行ってくれました。
皆で作業を終え、種まきが全て完了しました。
作業後は、皆でごはん!
今年の春に寄付させていただいた”わにさくら”で学生達がおにぎりを作ってくれました。
皆でワイワイ話しながらのご飯です。
ここに参加してくれている学生や若者達の気持ちや想いも聞くことができ、良い時間となりました。
皆でご飯を食べた後は、学生に向けてこの活動に対する想いを向山さんに語っていただきました。
種蒔きを経験した感想も共有しました。
そしてネオパレット代表の平野からもお話させていただきました。
この活動のきっかけは勿論、皆がここで1粒でも種を蒔いてくれることで、その気持ちを持ったり行動を少しでもすることで、繋がる未来がある。
今日はこの活動に参加するという行動を起こしてくれてありがとう。
そんなことをお話させていただきました。
お米の寄付を行いたい、という向山精工代表・向山さんの一言からこうして山梨と埼玉を繋げる活動が少しずつ広がっていること、本当に嬉しく思います。
地域で、町で、社会で、暮らしている私たち。
何気ない日常かもしれませんが、ふと視点を変えると見えるものがある。
地域が抱えている問題、町の人々の暮らし、社会で働く意義。
少し視点を変えるだけでも、知るだけでもいい。
それが未来を繋げる、未来を創る一歩となる。
そんな一歩を踏み出すお手伝いを今後も続けていければ幸いです。