
【ライフスキル教育】ミニトマトの苗植え体験を行いました@イオンモール広島祇園
2025年5月6日、イオンモール広島祇園にてトマトの苗植え体験イベントを行いました。
このイベントはイオンモールのキッズパークオープン記念の一環として開催された”子どもにっこり計画”のイベントのひとつです。
ネオパレットにとっても、初の中国地方でのイベントとなりました。
「自然に触れて、楽しく学ぼう」をモットーにライフスキル教育の提供、そして地域共生を目的としたこのイベント。
普段食べている野菜はどうやってできる?
いのちは、めぐる。
作ってくださる方への感謝を感じられるように。
食卓に並べる前の野菜のことを知ってもらえるように。
何より皆で「楽しい!」の瞬間を共有できるように。
日々の生活の中で新しい発見が出来るきっかけづくりを目指して企画をしました。
当日はあいにくの雨模様。
会場を屋内に移しての実施となりました。
今回のイベントでは、広島県立大学のボランティアサークル「さくらプランニング」の皆さん、そして広島大学や福山大学の学生たちがボランティアスタッフとして協力してくれました。
また、広島で農業に携わる守分勇馬さんが講師として登壇して下さいました。
まずはトマトについてのお話や育て方についての説明です。

特別講師の守分勇馬さん。
守分さんのお話に子どもたちは真剣なまなざしで耳を傾けていました。
お話のあとは、「トマトにまつわるクイズ大会!」
「トマトは何の仲間?」「トマトはどうやったら甘くなる?」などのクイズです。
このトマトクイズが予想外に白熱!
みんな真剣に考えます。
子どもたちは元気いっぱいに手を挙げて答えてくれました。
答えが出るたびに喜ぶ声もたくさん聞こえ、会場全体が明るい空気に包まれました。
楽しくミニトマトについて知ることができた時間になったと思います。
そしていよいよ、みんなが楽しみにしていた苗植え体験の時間です!
苗植えの手順はこんな感じ。
小さなトマトの苗と、ふかふかの土。
まずは土を触ってみたり、掘ってみたり。
スタッフから植え方の説明を受けたあと、スコップで土に穴を掘っていきます。
このスコップは空のペットボトルを再利用して作られたもの。
SDGsの観点からも、できるだけリサイクル素材を使いエコフレンドリーな運営を心がけました。
そして、トマトの苗を植えていきます。
苗を傷つけないようにそーっと持って、土の中へ。
穴に苗が入ったら、やさしく土を被せる作業です。
苗が倒れないように支えながら慎重に土を被せていきます。
そして、水やりをして苗植え完了!

たっぷり水を撒いていきます。
あとはトマトが育つのを待つだけです。

大きくなあれ
今回のイベントでは、苗を植えるプランターに発泡スチロール製の箱を使用しました。
これは、みんなでお絵かきをして自分だけのプランターにできるようにするため。
苗植え体験の後はプランターにお絵かきタイムです!
子どもたちはカラーペンを手に、好きな絵や名前、かわいいキャラクターを描きながら楽しそうにデコレーション。
みんな夢中になってお絵かきをします。
学生スタッフも子どもたちと一緒に楽しそうに楽しみながら作業する姿がとても印象的でした。
最後は、今日の感想のシェア。
楽しかった人~?

は~い!
この日は雨の中で急遽場所の変更がありましたが、子どもたちの楽しそうな様子が伺えてとても良い時間となりました。
楽しく、学ぶ。
学びを、楽しく。
参加してくれた子どもたちだけでなく、スタッフ含め、関わって下さる皆さん全員にとって楽しく、そして学びのある空間へ。
今回の苗植え体験イベントを通して、子どもたちが土を触る楽しさ、育てる楽しさ、そして食べものができるまでの一部を実際に感じてもらえていたら嬉しいです。
この日植えたトマトは7月に行う収穫際まで守分さん、そしてイオンモールの方に管理をしていただき育てていきます。
2階フードコートにトマトのプランターが置いてありますのでイオンモール広島祇園に行かれる方は是非ご覧ください。
7月、このミニトマトの苗がどのように実るのか…?
お楽しみに。
この企画を進める上でたくさん助けていただいた守分さん、
運営でたくさん動いてくれたスタッフ、学生ボランティアの皆さんに心から感謝致します。
本当にありがとうございました!