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【教育×スポーツ】第3回未来を創る女子野球イベントを行いました

11月23日(土)、女子野球の魅力と可能性を次世代へ繋ぐ「第3回女子野球イベント」を開催しました。

本イベントは、埼玉西武ライオンズ・レディースの里綾実選手が代表を務める 一般社団法人野球はみんなのスポーツ と、 URAWAスポーツパークJV による共同企画です。

さいたま市の認可事業でもある当イベントは今回で3回目の開催を迎えました。

全国各地から約60名の参加者が浦和総合運動場に集まり、野球を通して交流し、学び合う1日となりました。

このイベントは、「野球を通して未来を描く」というテーマのもと、子どもたちの視野を広げ、女子野球を支える次世代リーダーの育成を目的に開催されています。

仲間と過ごす時間を通じて、技術だけでなく、考える力や仲間を想う気持ちを育む。

そんな想いを胸に、スタッフ一同、準備を進めてまいりました。

イベントは第1部の野球教室、第2部の参加型トークショー、そして第3部のスペシャルマッチで構成されています。

まずは埼玉西武ライオンズ・レディースとZENKO BEAMSの現役選手による野球教室からスタート。

長年NHKでラジオ体操を担当していた多胡肇さんがウォーミングアップを担当して下さいました。

観客席にいる保護者の方々も、スタッフも一緒にラジオ体操!

朝の清々しい空気と皆さんの一体感に包まれた素敵な時間となりました。

その後は選手たちと一緒に走・攻・守それぞれの練習です。

ポジション別に、現役女子野球選手からの指導を受けます。

現役選手の高い技術や姿勢を間近で学べる貴重な時間。

子どもたちは一つひとつの動きを真剣に取り組みながらも、笑顔を絶やさず楽しむ姿が印象的でした。

現役選手からのアドバイスを受けるたびに、うなずいたり笑顔を見せたりと、学び溢れる時間となりました。

そして、野球教室の最後は現役ピッチャーが投げる一打席勝負!

小学3年生から高校3年生まで、全員が全力で挑戦します。

打席に立つ子どもたちの姿に仲間たちの声援が飛び交い、ここでも会場全体が一体感に包まれました。

みんなで全力応援!

中には悔しそうな姿の選手も見られましたが、この気持ちを大切に野球に向き合い、次の一歩に繋げてほしいと思います。

そして第2部は参加型のトークショー。

現役選手たちと、そして様々な場所から参加しているそれぞれの選手たちが未来について、野球について語り合います。

参加者たちはいくつかのグループに分かれ、日々の練習方法やモチベーションの保ち方、食事や体調管理など、さまざまなテーマで意見を交わしました。

質問に答える選手たちの言葉には、経験に基づいたリアルな想いが込められており、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。

また、野球以外にも「仲間との関係」「目標設定」など、普段はなかなか話せない内容についても意見を共有。

互いに刺激し合い、夢や想いを共有できる時間となりました。

そして、午後からはいよいよ埼玉西武ライオンズ・レディースとZENKO BEAMSによるスペシャルマッチです!

試合前に行われた開会式では、このイベントに毎年ご協賛いただいている住起産業株式会社CPHの渡邊裕介代表取締役社長に務めて頂きました。

ナイスピッチ!

試合では、白熱したプレーの連続に、会場は大きな歓声と拍手に包まれました。

選手たちの本気の姿は、観ている子どもたちの心に強く刻まれたことでしょう。

イニング間には今シーズンで引退を迎える選手たちへのインタビューと花束贈呈が行われました。

ライオンズ・レディースから 磯崎由加里選手、出口彩香選手、岩見香枝選手。

ZENKO BEAMSから 田中露朝選手、藤田瑞希選手。

長年女子野球を支えてきた選手たちの言葉には、感謝や未来への想いが込められており、ファンの方たちからの温かい拍手に包まれながらの花束贈呈となりました。

この時間は、現役選手のプレーと並んで、次世代への“想いのバトン”を感じられる特別な瞬間です。

そして試合の結果は…

2-2で同点となりました。

埼玉西武ライオンズ・レディース、そしてZENKO BEAMS共に素晴らしいプレーを魅せていただき、まさに特別な試合となったと思います。

イベントの最後は、里綾実選手の言葉で締めくくります。

里選手の心からのメッセージ。

全員が真剣に耳を傾けていました。

野球教室から始まり、トークショーやディスカッション、そしてスペシャルマッチと盛り沢山な1日。

この一日が彼女たちにとって、少し特別な一日に。

自分らしく前を向いて進めるきっかけのひとつとなりますように。

第3回も、多くの方々のご協力と温かいご支援により、無事に開催することができました。

ご参加くださった皆さま、そして女子野球の未来を共に支えてくださるすべての方々に、心より感謝申し上げます。

この一日が、未来の女子野球を担う彼女たちにとって、新たな一歩を踏み出すきっかけとなりますように。

一般社団法人ネオパレット
代表理事 平野真世

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