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【現役野球選手と学ぶ】未来を創る!女子野球イベントin浦和を行いました

11月26日(土)に全国の野球をする女の子たちに向けて女子野球イベントを行いました。

このイベントは埼玉西武ライオンズレディース・里綾実選手が代表を務める一般社団法人野球はみんなのスポーツとの協同企画です。

野球をする子どもたちの視野を広げ、今後の女子野球をけん引するリーダーの育成や女子野球で描ける未来を創ることを目的にしたイベントですが

何よりも野球をする、野球が大好きな参加学生の皆さんに野球を通しての学びを得られる場を、そして自分らしく生きるきっかけ作りになればという想いで準備が進められました。

今回は浦和市営球場にて、約80名の学生達が参加してくれました。

まずは、記念品の贈呈です。

ベルガードファクトリージャパン株式会社・永井和人代表取締役社長より各チームと参加者へシリコンブレスレットが贈呈されました。

そして住起産業株式会社CPH・渡邊裕介代表取締役社長より試合球の贈呈です。

女子野球の為に、そして野球をする子どもたちの為にと実際に動いて下さりました。

その後はオープニングセレモニーです。

始球式を務める埼玉県スポーツ振興課浪江美穂課長、そして埼玉県のマスコットキャラクターのコバトンに来ていただきました。

本イベントで始球式を務めて頂いた浪江課長は、当時は女子が野球をする環境が無かったとのことからソフトボールを始め、現在もプレーをしています。

今回、女子野球の推進・発展に向けてのお話をさせていただいた際にこうした背景から想いに共感して下さり、始球式を依頼する運びとなりました。

現役でもプレーされているということもあり、さすがの投球!

雨の降る中、素晴らしいピッチングを披露して下さいました。

始球式のあとはいよいよ埼玉西武ライオンズ・レディースと埼玉県を本拠地とするZENKO BEAMSによる5イニングのスペシャルマッチです!

2チーム共に、侍ジャパンの女子選抜メンバーも多く揃う強豪チームです。

この試合の先発は主催でもある埼玉西武ライオンズレディース里綾実投手。

そしてZENKO BEAMS田中露朝投手です。

女子野球の公式戦は本来7イニング制で行われますが、イベント特別ルールにより5イニングでの実施となりました。

最後の最後までお互いに譲らない手に汗を握る展開に会場は大いに盛り上がりを見せました。

試合結果は21でライオンズ・レディースの勝利となりました。

試合内容は「未来を創る!女子野球イベントin埼玉・浦和」埼玉西武ライオンズ・レディース対ZENKO BEAMSスペシャルマッチリポートより読むことが出来ます。

試合後は現役野球選手による野球教室です。

担当して下さったのはT.YASUDA企画代表・内海哲也さんの専属トレーナーの保田貴史さんです。

世代も体格にも違いがある中、全員が楽しみながら声を出し合って、切り返しのステップや、頭を使った反応トレーニング、ダッシュなどのメニューで身体と頭をあたためて野球教室への準備を整えました。

子どもたちにも練習前に必ず行うウオーミングアップの重要性を感じてほしかったのでプロのトレーナーさんに触れ合うことで、学びある時間になったように感じます。

全身を使ってのウォーミングアップに子どもたちからは「いつもと違ったウォーミングアップで楽しかった」等の声がたくさんありました。

そして守備練習です。

守備練習ではトップでプレーする現役選手が普段通りの守備につき、参加選手の“自主性”を大事にして、自分の守りたいポジションに入ってもらいました。

ノックを受ける際に同じポジションを守る選手からリアルタイムで指導をしてもらいながら一緒に声を出してボールを追いかけたり、空いている時間に各選手が互いに話をしている姿がとても印象的でした。

その後は一打席勝負です。

皆一生懸命にバットに当てようと果敢に挑戦している姿が見られました。

バットにボールが当たった後も一塁まで全力疾走する姿も見られ、大盛り上がり!

中には速球に力負けせず、ボールを打ち返す選手も。

とても見応えのある勝負になりました。

最後は現役女子野球選手からの質問に答えるディスカッションです。

現役女子野球選手からの質問は以下の3点。

野球をやっていて感じる男女の差
女子野球にもあったらいいなあ!を考えよう
10 年後の女子野球がどうなっているか予想しよう

その後はグループごとに女子野球ならではの質問を考え、発表します。

普段は試合での交流はあるものの、それ以外の場所で”女子野球”という共通議題について実際に話し合うという機会は多くありません。

中には初めてトピックを設けて話した参加者もいるかもしれません。

そんな中でも、大学生や社会人スタッフとの交流や意見交換も彼女たちなりに行っていました。

この空間がディスカッションをするという面も勿論、その先にある自分たちがやっている女子野球について考えるきっかけ作りになれば幸いです。

時折ディスカッションの輪に加わり、参加者の意見を聞く里選手。

現役選手を含む小~中・高校生から成されたグループでそれぞれが自然と役割分担をしながら意見を出し合っていました。

イベント最後の締めは野球教室・野球談議で輝いていた参加者に向けての授賞式です!

選ばれた学生には各チームのサイン入り色紙やジャケットが渡されました。

また、参加者全員に「このイベントでの最高の賞」として、現役選手から記念品の授与を行いました。

最後は里選手からのメッセージ。

現役トップを走る里選手からのメッセージは参加者全員が真剣に耳を傾けていました。

この一日が、彼女たちにとって少し特別な一日に、自分らしく前に進めるきっかけのひとつとなりますように。

当日会場で配ったパンフレット

当法人初のスポーツ競技を通したコラボ企画となる女子野球イベント。

ご支援くださった皆さん、いつも支えてくれるスタッフ達に助けられながら達成することができたと思っています。

関わってくださった全ての方に感謝致します。

お礼とご挨拶

今回、ひょんなことから女子野球に関わり、当イベントの運営やサポートを行って参りました。

スポーツと教育ということでしたが、「技術」を指導するという“体験“だけでなく、子どもたちが”野球”というスポーツを通して様々な背景を持つ参加者と交流していく中で共に「思考」し、価値を「共有」すること、そしてそこから得る本来の「学び」を体験してほしいという想いがありました。

その想いを胸に里代表と二人三脚で進めてきた当イベントですが、子どもたちにとっては勿論、スタッフや選手たち、そしてこの場に来て下さる皆様にとって学びのある、実りある良いイベントとなるようにという強い気持ちから、様々な意見を出し合ったり、認識の差異から何度もぶつかり合いながらもなんとか形にすることが出来ました。

そんな時、皆様からのご支援やご協力、そのお気持ちを感じるたびに、応援して下さるかたがこんなにもいるのだと、感謝の気持ちを噛みしめ、その想いに何度も助けられました。

子どもたちへという想いで進めてきたイベントですが、私自身が何よりも励まされていたのです。

「野球」というスポーツを通して交流し、考え、行動する彼女たちは本当に素敵で彼女たちにとって野球が自分らしく生きる指針となっているように、この1日が少しでも日々野球を頑張れるきっかけとなってもらえれば幸いです。

一人ひとりの個性が美しく輝く次世代の教育を

ネオパレットが掲げる理念です。

自分らしく生きても良い、そんな場所が一歩でも踏み出せばたくさんある、そんなことを知るだけでも良い。

かつて学生だった私が知りたかったこと。

そんな想いと理念を胸に、今後とも学生の未来の応援を続けてまいります。

この度は、本当に本当に、ありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

一般社団法人ネオパレット
代表理事 平野真世

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